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乳幼児の健康についてはいろいろと気をつけるべき点がありますが、”指しゃぶり”の癖による歯の異常(歯並びなど)について、9月12日の読売新聞くらし欄「医療ルネサンス」に記事がありました。

指しゃぶりは唯の甘え癖で、どうということはないと思っていましたが、歯科医療の領域では、結構重い弊害があるようです。

乳幼児の指しゃぶりが長く続くと、「開咬(かいこう)」といって、上下の歯を合わせた場合に中心部分に楕円形の隙間ができてしまったり、「出っ歯」になったり、場合により奥歯の咬み合せにズレが生じる「交叉咬合(こうさこうごう)」となって、キチンと咬めなり、顔にゆがみも出る場合があるそうです。

乳幼児は歯など口腔内はかなり未発達なので、好ましくない癖によって、歯並びなど様々に”歪み”が出やすいのかもしれません。

しかし、歯並びが悪くなりかけても、それを治す練習方法もあるらしいので、指しゃぶりの癖がある場合は、早期に気づくことが大切でしょう。


大人でも時々顔がゆがんでいたり、左右アンバランスな人がいますが、案外乳幼児の時に長期に渡って”指しゃぶり”の癖があり、その影響なのかもしれません。昔はそうした知識も一般には知れてなかったでしょうから。

私も顔が顎から下の部分で左右に歪みがありますが(口が斜めに曲がっている)、これは中学生の時に吹奏楽部でサックスを吹いていた時に、マウスピースを変な風にくわえていたために、成長期だったから顔の骨格に影響し、そうなったんだと思います。

小学生の頃までは、顔はシンメトリーでしたから^^

新聞記事では、指しゃぶりの癖は3歳くらいまでなら、気にする必要はないそうですが、その後は歯の様子を見ながら、年齢に応じた対応をした方がいいそうです。

また指しゃぶりは、不安感や緊張感などストレス反応的な側面もあるようですから、そういった精神の面にも注意がいるでしょう。