健康増進法ブログ

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2012年02月

慢性疲労症候群の現状

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今月25日の読売新聞の小記事(「顔」コーナー)に、『慢性疲労症候群』のことが書かれていた。

この病気は、確かもう20年以上も前だったか、世界中で広まっている謎の病気として認識され始めた頃、新種の感染症ではないかとか、新たな精神疾患だとか、色々な説があった病気だったと記憶している。

その後はなかなか病気の解明が進まなかったせいか、『慢性疲労症候群』のことを見聞きする機会もなかった。

そして、世間も今だにこの病気のことを正しく認識してこなかった。

私も、単に強い疲労感が続く病気だというくらいにしか思っていなかった。

しかし、今回新聞記事を読んで、私が思っていたのとは全く違う重病だと知った。

本当の症状は、寝たきり状態だったり、チューブでの栄養補給に頼る人もいるほどの過酷な病状のようだ。

イギリスやカナダでは、『筋痛性脳脊髄炎』という病名となっているという。
国際的な診断基準では、「広範囲の炎症と多系統にわたる神経病理」とされているが、この病気の原因はまだ分かっていない。

どうやら、脳と脊髄を含む中枢神経の病気だと考えられているらしい。筋萎縮性側索硬化症(ALS)などと似た病気なのかもしれない。

原因が分からないということは、誰でもこの病気になる可能性もあるということ。

ウィキペディアによると、「20代から50代のうちに発症するケースが多く、患者全体のうち女性が6~7割程度を占めている。米国の場合、完治は希で5%~10%であるものの、治療により改善したり、ある程度回復するとされている。日本では人口の0.3%にあたる約38万人が罹患していると推定されているが、認知度の低さにより、適切な診断を受けていないか、うつ病・神経症・更年期障害・自律神経失調症等に誤診されている患者が多い」となっている。

そして、風邪やインフルエンザをきっかけに突然発症することも多く、医師の中にはストレスが大きな原因となっていると考えている人もいる。

治療法としては、原因が不明なので、医学的な方法は確立されていないが、温熱など物理療法や漢方薬なども対症療法として用いられているらしい。

『慢性疲労症候群』の一番の問題点は、国や医療界の取り組みの薄さにあるようで、現在でも患者さん達は誤解と偏見、生活環境の苦しさに悩んでいる現実がある。

日本での推定患者が38万人もいるというのには少し驚いたが、本当はもっといるかもしれない。

最近は遺伝子解析技術の発達で、ガン疾患などで多くの効果的な治療法が見つかり始めているが、この『慢性疲労症候群』もそういった医学の進歩の恩恵が受けられる日が早くくればいい、と思う。

「教科書にのせたいSP」、腸をキレイにする最強健康レシピ

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今日2月28日のTBS「教科書にのせたい」は2時間スペシャル企画でした。

様々な10のテーマがありましたが、その中でも健康関連特集で問い合わせ殺到のシリーズが、”腸の名医”が教える健康特集です。

今回は、腸の名医の小林弘幸医師(順天堂大学医学部)が、腸をキレイにして健康になれる『最強健康レシピ』を紹介しました。

まず、小林医師が教える健康のポイントとは、”よい血液を作ること”だそうです。
その為には食物から血液を作る腸を良くすることで、さらにその為には腸内の善玉菌を増やすことだということです。

小林医師が提案する
[善玉菌をいかに正しく育てていくか]
①善玉菌の仲間を腸に入れよう ------ 善玉菌を増やすには、手っ取り早く善玉菌を腸に入れればよい。ヨーグルト、漬物、マッコリなどがお勧め。ヨーグルトの善玉菌は早く体外に出やすいので継続して摂る必要があります。その点、漬物の善玉菌は体内に長く居続ける性質があります。

②善玉菌の大好物をあげよう ------ 善玉菌の大好物のエサは、たまねぎ、酢、ハチミツなど。
たまねぎのオリゴ糖や酢のグルコン酸が善玉菌によいらしいです。

③悪玉菌をやっつけよう ------- シャーレの中の実験では、3日で悪玉菌がなくなるパワーをもつのが納豆です。納豆のジピコリン酸という物質が悪玉菌を退治します。

以上を踏まえた上で、小林医師が教える腸を丈夫にする「最強健康レシピ」とは、

『納豆+ポン酢+たまねぎのみじん切り+チーズ』です!

たぶん納豆には善玉菌が沢山含まれていて、それを増やしながら悪玉菌もやっつける食材を加えることで、腸内環境をよく整えるということなのでしょうね。

食べ方は、まず、ごはんの上に細切り(ピザ用など)のチーズを適量乗せ、残りの材料を混ぜたものをかけて普通の納豆ごはんのようにして食べるだけです。

ゲストの彦麻呂さんによると、結構美味いそうです。

ご興味のある人はお試しくださいませ。

◆関連記事
TBS「教科書にのせたい!」、冷え性の原因は腸にあり



花粉症のシーズンに関東が突入

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<東京都、今日から本格的に花粉シーズン突入
RBB TODAY 2月27日(月)14時15分配信
 ウェザーニューズは27日、関東で花粉飛散数が増加し、本日以降も飛散数が増える見通しから、東京都を含む1都6県が「本格花粉シーズン」に入ったと発表した。
 同社では全国1,000ヵ所に花粉観測機「ポールンロボ」を設置し、花粉の観測をしており、今日、東京都21ヵ所の観測地点において、花粉症の症状が出始める花粉飛散量(30個)を超えるレベルに達すると予想している。神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、静岡県でも同様に、30個以上の飛散が予想されるため、これら1都6県が「本格花粉シーズン」に入ったとしている。
 今日これからは、夕方をピークに飛散量が増えていく見通し。今後、3月に入る頃には寒さが緩み、さらに花粉の飛散量が増えていくとのこと。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120227-00000021-rbb-sci
(ヤフーニュースより引用)


今日は私の住む群馬は非常に寒かったですが、関東地方がいよいよ花粉症のシーズンに突入したらしいですね。

夕方のテレビのニュースによると、今年の花粉の飛散量は例年に比べて少なめで、昨年と比較してもかなり少ないということでした。

それでも、花粉症の人は症状が出るでしょうから、辛い季節の始まりであることには変わりありませんね。

最近の各種の研究から、花粉症などアレルギー疾患は腸の失調に原因があるとする説も有力視されています。

腸は免疫力をコントロールする器官でもあるようです。

そこで、ヨーグルトを常食すると腸内の環境が整えられ、花粉症の改善にも役立つと言われています。

ヨーグルトにも種類が沢山あり、花粉症には森永の「ビヒダスBB536」がいいとか。

私も花粉症ではないですが、よく食べるヨーグルトです。軟便・下痢対策で食べ始めたのですが、腸の調子もよくなっていますね。

NHK「夜なのにあさイチ」、漢方パワーで不調改善

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2月25日のNHK「夜なのにあさイチ」は、”漢方パワーで不調改善”というタイトルの漢方薬SP特番でした。

何故いま漢方薬なのか分かりませんが、認知症の治療にも漢方薬が使われ始め、一部の医療分野では漢方薬を再認識する動きがあるのかもしれません。

今日の「夜なのにあさイチ」では、司会の有働アナの漢方薬体験から始まり、幾つかのストレス疾患の効果や子供への使用、さらに認知症への効果などが紹介されていきました。

まずは、有働アナウンサーの初めての漢方薬体験のレポートをまとめて紹介します。

有働さんは、日頃からイライラ、お腹の張り、むくみ、全身のかゆみ、胃の不快感、睡眠障害など、いわゆる不定愁訴が多いそうです。

そこで、東京女子医科大学の東洋医学研究所というところへ行き、漢方薬を処方してもらうことにしました。

担当の女性漢方専門医は、十分な時間をかけた問診、脈診、舌診、腹診で有働さんの体の状態を診断し(漢方の世界では四診といいます)、血のめぐりが悪くストレスが溜まっていることが判明しました。

とりあえず体の基本から立て直すことを目的に、『補中益気湯(ほちゅうえっきとう)』が処方されました。これで胃腸を整え、血のめぐりを良くするわけです。

この初診時の費用は、病気と見なされたので保険が適用となり、5,430円でした。
薬代は3週間分で1,590円です(これが上の金額と別途かかったのか、含まれているのかは不明)。

2週間後に再診です。体のかゆみは治まり始めましたが、胃の不調で少し食べ過ぎると物がつまった感じがするそうです。これに対し、医師は胃腸によい作用をする薬を選び、『六君子湯(りっくんしとう』と『四逆散(しぎゃくさん)』に変更しました。

そしてさらに2週間後の3診目。胃は調子よくなったが、顔にむくみがあると訴えると、さらに『五苓散(ごれいさん)』を追加し、体の水分バランスを整えることに。

もう2週間後の受診時、例の脇汗騒動などあり、ストレスでみぞおちに痛みがあり、睡眠障害もあると訴え。これに対しては、『五苓散』、『六君子湯』、『抑肝散加陳皮半夏(よくかんさん・か・ちんぴはんげ)』、『柴胡桂枝湯(さいこけいしとう』が処方となりました。

有働アナの漢方薬治療は、以上のような経過をたどり、体の水分調整もうまく行って、脇汗も出にくくなり、3ヵ月後には体調も全般的によくなっていました。

有働アナの場合、漢方薬がめまぐるしく変わりましたが、漢方の治療は患者の体の調子をみながら薬をどんどん変えていくものなので、こういうこともあるようです。
しかし、治療の基本はあり、体質改善のための柱となる薬(『六君子湯』)に、個別の症状を改善するスポット的な処方を組み合わせて用いるわけです。

また漢方治療では、体質が改善され体調がよくなれば服用を中止するので、長期間にわたって飲み続けなければならないということはありません。
私個人の知識でいえば、通常3~6ヶ月が漢方薬治療のワンクールとなるのではないでしょうか。


次に番組では、長年の頭痛に悩まされる40代女性に、生理時のホルモン異常が原因だとして『ごしゅゆ湯』、『抑肝散(よくかんさん)』が処方され改善された例、ストレスが原因で手のひらの痒みや手足のしびれが出たビジネスマンに『桂枝加竜骨牡蛎湯(けいし・か・りゅうこつぼれいとう)』で2週間でしびれが半減した例などを紹介しました。

さらに風邪を引きやすい小児に『柴胡桂枝湯』で、胃腸虚弱を改善して体力を付けさせ、3ヶ月後には風邪をまったく引かなくなった例もありました。

番組の最後では、上でよく出てくる『抑肝散(よくかんさん)』が認知症に効果を発揮しているケースを報告しました。

抑肝散』は、精神に作用して、気持ちを落ち着かせるような働きがある漢方薬ですが、認知症の老人に西洋薬と一緒に処方すると、西洋薬のつよい副作用が緩和され、イライラ、興奮、拒否行動、衝動的な粗暴などが弱まっていく効果が観察されました。

大体1ヶ月半くらいで効果が出始めていました。

東北大学では、『抑肝散』の認知症に及ぼす効果についての論文も発表しているということです。

ネットで漢方薬の情報を得るには、番組で以下が参考になると紹介していました。

・「QLife漢方」、「日本東洋医学会」、「漢方のお医者さん探し」


以上が、今回の「夜なのにあさイチ」”漢方パワーで不調改善”です。

私も漢方薬は昔に何度が使ったことがあります。花粉症や風邪で薬局で薬剤師さんから勧めてもらい飲みましたが、風邪の場合『麦門冬湯(ばくもんどうとう)』という薬で、全身に発疹が出る副作用がありました。

漢方薬の場合、副作用は一般に少なく弱いものですが、皆無ではありません。

何といっても、漢方流の診断をキチンとすることが最重要なので、症状だけを聞いて、「ハイ、ツムラの○番ね」というような漢方薬の処方をする医師や薬剤師は避けた方がいいと思います。

本当に漢方薬に精通する医師や薬剤師なら、普通の風邪程度の場合、飲んで30分もしないうちに良くなることも珍しくありません。

漢方薬は場合により、即効性もあります。

そういう腕のいい漢方専門医を探してみてくださいね。

↓関連記事
NHK「あさイチ」、女のなんとなく不調、漢方パワーで解消


「世界一受けたい授業」、アレルギー最新撃退術

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2月25日の日テレ「世界一受けたい授業」で、”アレルギー最新撃退術”という授業がありました。

数日前からの番組宣伝の中で、若い女の子の顔がパンパンに腫れあがった映像があったので、さぞかし凄い内容なんだろうと期待して見ましたが、案外あっさりした内容でした。

取り上げたアレルギー症状のポイントを紹介すると、

・チョコレートのアレルギー
チョコの原料のカカオには、何と金属のニッケルが含まれているそうです。そのためバレンタインデーなどで、一気に多くのチョコを食べると体内でニッケルによる金属アレルギーが起こる場合もあるそうです。

よく装飾品に含まれる金属のアレルギーで、首の周りなどが赤く腫れるケースがありますが、あれと似た症状がチョコレートの食べすぎで起こるとは驚きでした。

・小麦や卵などの食物アレルギー
少量ずつ食べ続けることで、徐々に体に慣らしていき、食物アレルギーを克服する方法もあるようですが、それを個人の判断で行うと危険なこともあるということです。必ずアレルギーの専門医の指導の下で行うように。

・ヘアカラーの染料によるアレルギー
この記事の最初に触れた、顔がパンパンに腫れた女性のアレルギーが、このヘアカラー剤によるアレルギーでした(たぶん海外の例)。
ヘアカラーを初めて使う場合は、製品にパッチテスト(アレルギーテスト)の説明が書かれているので、必ず使用前にそれを行うこと。顔が腫れた女性は、ステロイドの治療で1週間で腫れは引いたそうです。

・化粧品のアレルギー
今の化粧品は非常に多くの成分が含まれているため、アレルギーを起こすこともあるそうです。
もし異常が出たら、洗顔をして何もせず、しばらくそのままにして様子を見るのがよいということです。


今回の「世界一受けたい授業」では、番組出演のゲストにいろいろなアレルゲンのテストをしたところ、多くのゲストで、スギ花粉とハウスダストに陽性反応が出ていました。
またエビでも陽性の人が2,3人いました。

家の中のホコリ(ハウスダスト)は、1年中常に呼吸などで体の中に入り続けているので、アレルギーが起こりやすくなるのでしょう。

だから、家の中は小まめに掃除し、ほこりを溜めないようにする必要がありますね。



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