2009年の薬事法改正で、インターネット上での医薬品販売が規制され、第1類、第2類に分類される医薬品がネットで購入できなくなっていましたが、今度最高裁判所の判決の見通しで、来年1月にも販売が再開されることになりそうです。
これでまた、ネット通販で医薬品を普通に購入することができ、便利になりますね。
私は普段、薬は腹を壊したときに「正露丸」を飲む程度で、ほとんど飲まず、風邪でも薬を飲むことはありません。
しかし、漢方薬を試すことがあり、以前に東京の漢方薬専門店で通販で買っていたことがあります。
2009年の規制で、漢方薬も通販で購入できず、それ以来諦めていましたが、来年からはまたネット通販でも漢方薬が買えそうです。
漢方薬は、「葛根湯」など既成の処方薬だけでなく、薬味(漢方薬を構成する一つ一つの薬草)を付け加えるとさらに効果が上がる場合もあり、薬味単位での購入が必要な場合もあります。
そうした単一の薬味を販売しているのは、やはり東京など大都市の漢方薬局しかなく、地方に住んでいる者は通販などのシステムがないと不便です。
国が主張する安全性の問題については、ネット通販でも販売者に問い合わせするなどで確保できるでしょう。
地方に住んでいて、手に入りにくい薬が必要な人も大助かりだと思います。
2009年からは時間も大分経っていますので、インターネットの世界もより便利になっています。
薬のネット通販でも、使いやすいサービスが増えることを期待したいところです。