健康増進法ブログ

健康や病気、医学、美容やダイエットなどの情報を発信するブログです。

2014年02月

「みんなの家庭の医学」、腸の若返りはガス発生を抑えることだった!

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テレ朝2月25日の「みんなの家庭の医学」は、”若返り&長生きできる3つの悩み解決SP”という特集でした。

主に中高年の健康の悩みについて、若返りの最新情報を伝える内容でした。

ここでは、最初に取り上げたテーマ「腸の若返り」について書いてみます。

医学監修は、東邦大学医療センター大森病院の、瓜田純久(うりたよしひさ)教授です。


中高年になって、腸の老化現象で起こる症状は、便通の異常で、具体的には便秘と下痢です。特に60代以降で急増するとか。

その腸の老化に深くかかわっているのが、『ガス』の存在。

腸内で発生する、水素とメタンガスの2つのガスが多いと腸の老化が早く進み、便秘や下痢を起こしやすくなり、酷くなると腸の表面が穴だらけになってしまうそうです。

このガスは8割は”おなら”として体外に出ますが、多く出る人は1日に50リットルも出ています。


このガスを腸内で発生しにくくし、腸を若返らせるにはどうすればいいかというと、番組では、①食生活、②若返りのポーズの2つの方法を提案していました。

①食生活

ガス発生の大きな原因は食生活にあるので、この点の工夫が大きな効果を発揮します。

その方法は、「8時間以上の空腹時間を作る」というものです。

1日のうちどの時間帯でもいいので、8時間以上何も食べない時間を確保します。

お勧めは、腸の運動が活発になる就寝時(夜中)で、夕食~翌日の朝食までの時間を8時間以上空けることです。この時間帯なら無理なくできそうだからです。

ですから、夜遅い時間の食事や晩酌は避けるようにします。

栄養分を吸収する小腸は、食物が入ってから8時間後くらいで活発になる性質があり、その働きを順調にするには1日のどこかで8時間のオフタイムを作る必要があるからだそうです。

番組の調査で、便通異常(便秘)の人に8時間の空腹時間を確保してもらったところ、4日も便通がなかったのが、すぐに便通がありました。


②若返りのポーズ

これはとても簡単で、「うつ伏せ」になるだけです!

1日に10分間、うつ伏せになるだけで、小腸を万遍なく刺激することになり(マッサージの代わりになる)、小腸の蠕動運動を促します。大腸にもその刺激が伝わり、ガスが減少するようになります。

この時、さらに横にゴロゴロ転がる運動を5回以上加えると、効果がアップします。


上で紹介した便秘の人も、このポーズを加えると、毎日便通があるようになり、多かったガス(基準値の7倍あった)も、大幅に減りました(1,7倍にまで下がった)。


以上、腸を若返らせるのはとても簡単なので、実行してみてください。


食事で出る咳は、胃酸の逆流が原因かも?

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以前にこのブログで、「食後に痰がからむ」という私自身の体のことを書いたことがありますが、似たような症状で、「食事をすると咳が出る」というものがあるようです。

これは食事だけでなく、会話の際、冬に寒い屋外から暖かい室内に入った時など、また軽い風邪の後にもしつこい咳が続くという症状です。

このしつこく長引く咳について、読売新聞の2月4日のくらし欄「医療ルネサンス」に記事がありました。

そのせきの原因とは、意外にも『胃食道逆流症』というものだそうです。

これは、胃酸がせり上がり、食道や気道を刺激することで起こるそうで、欧米では長引くせきの2~3割りはこれが原因だそうです。

日本でも食生活の欧米化で、増えているとか。

当然胃のあたりの不調も普段からあることが多いらしく、記事中に登場した20代女性も、酒の席が多く、仕事の都合で夜9時以降の夕食が多い、食後にはケーキなども食べる、食べてすぐ横になる、などの胃に負担のかかる生活をしており、その結果、食後の胃もたれ、胸焼け、食事の途中で満腹になる、などの不調がありました。


私の場合は、せきではなく、痰が絡むような違和感でした。ここしばらくは起きていませんが。


もし、咳が長引いていて、病院で呼吸器疾患の疑いがなく、食事や会話、気温差などで誘発されるようなら、この『胃食道逆流症』によるものかもしれません。


この病気の場合、胃酸の分泌を抑える薬や胃粘膜を保護する薬を飲み、酒を減らし、食生活を改善するなどの生活改善が必要になるそうです。

再発もしやすいそうなので、根本的に生活を改める必要もありそうです。



また加齢によって、程度の差はあっても胃の入り口あたりの筋肉が弱り、逆流性食道炎は誰にでも起こりやすくなるらしいですから、『胃食道逆流症』の人は、若いうちから、特に食生活には気をつけたいですね。

特に食べてすぐ横になる習慣は簡単に改められますので、即実行しましょう。


「ためしてガッテン」、五十肩の悪化する危険なタイプとは?

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NHK「ためしてガッテン」(2月6日)は、”長引く肩の痛みに喝!五十肩&コリ一挙撃退”という特集でした。

五十肩は昔からあるありふれた疾患ですが、今回取り上げた意味は、五十肩の中にも「自然と治る」タイプのものと、「どんどん悪化する」タイプがあることが明らかになったという点でしょう。


五十肩はこれまで、経過は長いですが半年から1,2年の間、痛みと肩に動きの悪さを我慢すれば、病院にかからなくとも自然に治っていくというのが常識でした。

しかし、実際には五十肩で病院を受診する患者の3人に1人は悪化していくタイプなんだそうです。このタイプは放置していて治ることはなく、治療が必要で、最悪は手術が必要となります。

その悪化している五十肩を、番組では『終身型』と呼んでいました。


●普通型と終身型の五十肩の違いは?

この終身型の五十肩とは、実は「腱板断裂(けんばんだんれつ)」という状態を起こしている病態でした。

腱板とは、肩甲骨の後部(表側)や肩上部の筋肉がまとまって肩の先の方で骨の下にもぐり、上腕骨(二の腕の骨)の頭に付着している部分の腱の束のことです。

この腱板の働きで、バンザイの動作ができるのです。

『終身型』五十肩は、この腱板が切れてしまっているので、放置していては元に戻らず悪化してしまうことになります。

五十肩全般の症状として、
①突然発症する
②痛みで腕を上げられない
③夜痛みで眠れないことが多い
④どうやっても腕が上がらない

などがありますが、終身型の場合は、④は痛くない方の手で支えると腕を耳あたりまで上げることができます。

これは、主な病変が腱板の断裂でそれ以外に炎症などはないので、片方の手で腱板の機能を補ってやれば肩を動かすことができるからです。

一方普通の五十肩は、腱板は正常で、その周囲が炎症を起こしていて癒着のような状態なので、動きが悪くなっているから腕がどうやっても上に挙がらないのです。


そして、腱板断裂といっても、一気にブツッと切れるのではなく、徐々に少しずつ腱板が骨に当たって擦り切れていくので、本人も断裂に気づかないことも多いとか。


ということで、人により五十肩も危険な「終身型」になりやすい人とそうでない人がいることになります。

【終身型五十肩になりやすい危険な肩のタイプ】

それは、”肩甲骨のあたりが固くて動きが悪くなっている人”です。
断裂に至ってなくとも、部分断裂を起こしている人もいます。

そういう人の特徴は、「バンザイ」をさせると、両腕が耳のラインまで挙がらず、斜めで止まってしまっています。両腕を下に垂らしたところから、150~160度くらいでしょうか。

そういう人は、日常の動作でも腱板に負担がかかっているので要注意とのことでした。


●五十肩&コリの予防法(肩甲骨体操)

これは、肩甲骨の動きを滑らかにすることです。

2つの方法を伝授してくれました。

[猫ストレッチ]
1、床に四つんばいになり、背中を丸めて、ヘソを覗くようにする。
この時、肘は曲げないように注意。
2、次に天井を見上げるようにして背骨全体で反る。

これらを、肩甲骨の動きを意識して行います。1日に丸める、反るを5回ずつ。

すでに五十肩の人は、痛みのない範囲で行ってください。

[ペンギン体操]
1、ペンギンのポーズを取る。
2、肘を伸ばした状態で、肩甲骨を上下させる(肩を上げたり下げたりする)。
イメージとしては、手の平の下に台があり、それを押す感じ。
3、さらに手を横にあげ、肩甲骨を近づけたり遠ざけたりする。
腕を横方向に突き出すイメージ。
4、次に手を前に伸ばして背中を丸め、胸を反らすように引く。
猫ストレッチを立ってするイメージ。

これら3種の動作を1日に10回ずつ行う。


上の2つの体操は、五十肩だけでなく肩こりの予防にもなるそうです。

出演者がこの体操をスタジオでやってみると、その直後に肩甲骨の可動域が広がり、バンザイで腕が挙がらなかったのが、全員耳あたりまで挙がるようになっていました。

どうも即効性もあるようでした。



「あさイチ」(2月3日)、丸ごと大豆の実力特集

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2月3日は節分。豆まきをするご家庭なら、誰でもこの日は大豆を丸ごと食べることでしょう。

そこで、NHK「あさイチ」では、大豆の健康効果に着目し、特に丸ごとの大豆の健康パワーについて報告していました。

大豆は冬が最も美味しい季節で、納豆や豆腐などの製品よりも、丸ごと食べた方が健康効果は高いということです。

番組では、4つの項目で大豆の健康効果を説明していきました。


【1】血管若返りパワー

まず、女優のとよた真帆さんの大豆好きが紹介されました。とよた真帆さんは、日常的に大豆をよく食べているそうで、常備食として自家製「酢大豆」を欠かさないとか。

作り方は詳しくは紹介されませんでしたが、”炒った大豆を黒酢とハチミツに漬ける”ということでした。
我が家でも、かつて「酢大豆」が流行した時に作ったことがありますが、あの時も確か黒酢にただ大豆を漬けた
だけの簡単な方法だった気がしますけどね。

真帆さんは、おやつ代わりに食べる他、おかゆ、炒め物、サラダなどにも大豆をよく使っているそうです。

彼女の若々しさには、大豆が深くかかわっているようでした。
肌の調子がいいばかりでなく、内臓全般の調子もいいとのことです。


この丸ごと摂取について、米国の論文では、「丸ごと摂取すると、大豆たんぱく質だけを摂取した場合より、悪玉コレステロール値が減少した」と報告しているものがあります。

それは、丸ごと食べると、食物繊維も多いので、腸内のコレステロールをからめ取って体外に出してくれるからです。さらに、食後の血糖値も上がりにくいなど、生活習慣病の予防によい栄養素が詰っています。



【2】蒸し大豆の秘密

大豆は、水煮よりも蒸して食べる方が断然美味しいということです。

蒸し大豆にすると、栗っぽく甘くなり、粘り気も出て食感もよくなります。

それは、旨み成分のグルタミン酸が水煮に比べ3,9倍もあるからです。
水煮にすると、それが溶け出てしまいます。

さらには、蒸す方が大豆たんぱく質もイソフラボンも大幅に多く含まれることになります。


【3】お手軽!おいしい!大豆満点レシピ

番組では、美味しい蒸し大豆の作り方として、圧力鍋を使った方法を紹介していました。蒸し器の場合にくらべ1/4の時間で済みます。

尚、電子レンジは加熱ムラや硬くなるなどの理由でNGだそうです。

[美味しい蒸し大豆の作り方]
・圧力鍋に適量の水を張る
・一晩水で戻した大豆(200ccのカップ1杯くらいか)を、蒸し台を置いた圧力鍋に入れる
・火にかけ、湯気が出て5分したら火を止め、10分くらい置く(余熱で柔らかくなるのを待つ)

これで出来上がりです。

作りすぎたら、密閉袋に入れて冷凍すれば3,4ヶ月持つようです。


[簡単レシピ]

①ディップ
・蒸し大豆をフォークで粗くつぶす
・大豆の半分程度のマヨネーズであえる
・好みで、にんにくやレモン汁で味を調える

②カンジャ(ブラジルのおじや)
・にんじん、セロリなど好みの野菜を細かめに切り、鶏肉(手羽やもも)も切ったものを火の通りにくいものから炒める
・火が通ったら、トマトの水煮缶、大豆のもどし汁、ご飯を加え5分煮込む
・次に蒸し大豆を加え、塩・胡椒で味を調えて完成

これは栄養満点で、体も温まるそうです。ニンジンやトマトを使うことで、大豆に含まれていないビタミンAやCを補うことになります。
とても美味しそうでした。



【4】美味しい福豆(煎り豆)料理

豆まきに使う煎り豆を使った美味しい料理のレシピです。

[鉄火みそ]
・フライパンで煎り大豆をごま油で炒め、香ばしさを強くする。
・豆がキツネ色になったら弱火にし、味噌をたっぷり目に入れる。
・次に、みりん、酒、砂糖、練りゴマ、煎りゴマ適量を混ぜ合わせる。

これで出来上がり。全部で15分ほどでできます。

これはご飯に合いそうで、とても美味しそうでした。


[煎り大豆とジャコの炊き込みご飯]8人分
・米6合に酒大さじ6、塩子さじ1を入れる
・ちりめんジャコ40gを加える
・煎り大豆2カップを入れて炊く

これも美味しそうでしたね。



以上、どうぞお試しください。



「世界一受けたい授業」(2/1)、2014年花粉症の最新対策法

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2月1日の日テレ「世界一受けたい授業」の中で、”花粉症今すぐできる最新対処法”という授業がありました。

3つのキーワード「青魚」「玄関」「ヨガ呼吸」で、2014年の花粉症の最新対策法を紹介しました。

医学監修は、東京厚生年金病院の石井正則医師です。


①青魚を食べると花粉症対策になる

イワシやサバなどの青魚には、ビタミンDが含まれていて、EPAやDHAの作用を高め、花粉症の症状を和らげるそうです。

食べる量は1日に1尾程度。1ヶ月食べ続けると効果が出てくるとか。


また意外でしたが、トマトは花粉症の人が食べると、アナフィラキシーショックを起こし、危険なことがあるそうです。顔全体が腫れたり、口がしびれたりの症状が出ます。最悪は呼吸困難も引き起こすので、注意しましょう。


②空気清浄機は「玄関」に置くのが効果的

戸外の花粉は玄関から侵入しやすいので、空気清浄機は玄関に置くのが効果的です。その場合、花粉が漂いやすい床上30センチのところに吸気口がくるように調整します。


ところで、花粉症で鼻が詰まると、口呼吸となりやすく、エネルギー消費量が増して慢性疲労を起こしやすくなります。体の血液循環も悪くなり姿勢も悪くなります。

その結果、首・肩こり、腰痛など起こりやすくなります。


そこで、「ヨガ」がいいと石井医師は勧めていました。


③ヨガで花粉症緩和

ヨガをすると、全身の血液循環が良くなり花粉症の症状が緩和されます。
週3回で1ヶ月続けることが必要だそうです。

[バッタのポーズ]
1、椅子に座り、お尻を前にずらす
2、両腕を後ろに回し、腰のあたりで組み、肘を曲げる
3、息を吸いながら上へ体を伸ばし、次に息を吐きながら首と胸を反り返らす(同時に肘を伸ばす)
4、そのまま息を吸って、息を吐きながら脇を締めて肩甲骨を寄せる。腕は引きおろすようにする。
5、この状態で5呼吸する(約20秒)

スタジオのゲスト達がこのポーズをすると、直後に花粉症の人は鼻が通る感じがすると言っていました。

もうひとつ [ネジネジポーズ] という、やはり椅子に座って体をひねるポーズを紹介しましたが、説明が難しいので、省略します。

詳しくは、ネットで「スタジオ ヨギ」と検索すると、今回番組に出演したインストラクターのフェイさんのヨガのページが出てくるそうです。



さらに、最新の治療法として、『舌下免疫療法』というものを紹介しました。
これは、最近認可されたばかりの治療法だそうです。

その内容は、
・舌の下に花粉エキス1ccを垂らし、2分間口を開けっ放しにする。
・そのままエキスを飲み込む。

という簡単な方法です。花粉をあえて体内に取り入れ、免疫力を強化する治療法ですね。

2週間を1単位として、徐々に濃度を上げていきます。家庭でも行え、通院の回数も減らせるので、患者には負担の少ない花粉症治療です。

実際は、今年の夏ころから受けられるようになるそうですが、来年の花粉シーズンを目標にするには11月頃から始めるのがベストだということでした。



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