健康増進法ブログ

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2014年07月

「ためしてガッテン」、治りにくい偽ニキビの正体とは?

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7月30日の「ためしてガッテン」は、”美肌の大敵!あなたの治らないニキビの正体”という特集でした。

タイトルを見る限り、難治性のニキビというか、ニキビの中にはなかなか治りにくい、しつこいタイプのものがある、という風に想像できそうですが、実は、ニキビに似ていてもニキビではない別の病気(症状)である場合=「偽にきび」があるという内容でした。

それらの中には、間違った対処法でどんどん広がるもの、重症になると命に関わるものもありましたので、なかなかニキビが治らないで治療法をあれこれ試している人は注意が必要です。


今回番組で取り上げた「偽ニキビ」は、次の3つのタイプでした。


①手入れをすると、大増殖してしまうタイプ=実は「イボ」

②背中に大発生(胸元にも)するタイプ=実は「マラセチア菌による炎症」

③死ぬかもしれない危険なタイプ=実は「めんちょう」



①'「扁平ゆうぜい(イボ)」

一見ニキビのようですが、なかなか治らず顔全体に広がったりする厄介なヤツです。
「扁平ゆうぜい」といい、イボの一種だそうです。

原因は、「HPV(ヒト・パピューマウィルス)」というウィルスによる感染症です。

顔にできた極く小さな傷から感染し、感染した細胞群が膨らんでニキビのようになるそうです。

特徴は、色は肌に近い色で、形は偏平や線状など不規則な形状です(ニキビは色は赤や白で、形は丸い)。痛くも痒くもないそうです。

20代以降に多いらしく、洗顔や保湿で対処しようと顔の手入れを念入りにすると、ウィルスを顔中に塗りたくることになり(感染)、顔中に広がり悪化してしまいます。

この場合は、デキモノに絶対に触らないことです。タオルを家族と共有しない、手洗いをよく行う、なども大事です。

治療は、液体窒素で細胞を凍らせる方法があるそうで、期間も長くかかるとか。厄介なイボですね。


②'「マラセチア毛包炎」

ニキビはアクネ菌の出す刺激物が炎症を起こしたものですが、この場合は、全く違う「マラセチア」という細菌が起こす炎症です。従って、ニキビ治療薬は効果がありませんので、いくら薬を塗ってもなおらず、アクネ菌が減った分、ライバルがいなくなって返って大増殖することもあります。

特徴は、一気に10~20個と大量にできること(ニキビは数個程度)、背中や胸元にできること(ニキビは顔に多い)。

治療法は、抗真菌薬を使います。治りにくいので数ヶ月かかるかもしれないと認識する必要があります。医師でもニキビとの区別ができない人がいるらしいです。


③'「めんちょう」
顔の中心部分(真ん中の縦の線の周り)にできるデキモノです。

その正体は、「黄色ブドウ球菌」です。食中毒を起こす、あの細菌です。

顔の中心部分は皮下に血管が多くあり、「黄色ブドウ球菌」が血管から進入して脳に達すると脳炎など起こし危険だというわけです。

触って痛みがあれば、「めんちょう」を疑いましょう。初期なら、市販の化膿薬で対処していいそうですが、腫れてきたら早めに医療機関を受診するのが安全だそうです。

体力が落ちて来た時になりやすいので、身体を休養させることも大事です。



以上、ニキビと似ているけど、それとは違う「偽ニキビ」の見分け方と対処法でした。


「みんなの家庭の医学」(テレ朝)、夏の冷え性の新原因は梨状筋の硬さ

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テレ朝「みんなの家庭の医学」(平成26年7月22日放送)は、”下半身だけが冷える!夏の冷え性、新原因”という特集でした。

医学監修は、北里大学医学部の東洋医学研究所の伊藤剛教授です。

冷え性の人は多いと思いますが、夏でも冷える人も結構多いようで、そういう人の中で30代以降の人には、意外な原因で夏の冷え性になっている場合があるという内容でした。

それは、下半身が冷えるタイプで(下半身型の冷え性)、その原因がお尻の奥の梨状筋(りじょうきん)という筋肉の硬さにある場合です。


梨状筋とは聞き慣れない名前の筋肉だと思いますが、腰椎の下の逆三角形の骨(骨盤の中央)の下あたりから大腿骨の上方に斜めに走っている筋肉です。

股関節を外側に回す(太ももを外側に倒す=がに股)作用があるということです。

実は、この梨状筋とその上のお尻の筋肉の間に挟まれるように坐骨神経が通っています。そして、梨状筋が硬くなると、坐骨神経を圧迫して神経の作用を妨げます。その結果、下半身の血管(動脈)に悪い影響を及ぼし、血流が悪くなり、冷え性となるわけです。

この梨状筋が硬くなる原因はというと、主に”加齢”で、それに運動不足が加わるとか。


元々下半身型の冷え性の人で、運動の習慣などもなく、30代以降に梨状筋が硬くなってくると夏でも冷え性になることがあるということでしょう。

そして、下半身型冷え性の人は、”冷えのぼせ”体質でもあるので、むやみに足先などを温めようとすると、その熱が上半身に登って、返ってのぼせが酷くなり汗をかくという悪循環に陥る危険もあると番組では注意を促していました。

ですから、梨状筋の硬さが原因の冷え性の場合は、梨状筋を柔らかくすることが必要になります。


【梨状筋の硬さのチェック法】
・椅子に座って、チェックする方の足を反対側の膝の上に乗せる(あぐらをかく形にして、足首あたりを膝の上に置く)。

・その状態で、チェックする側の足の膝を下へ押してみる。

・この時、お尻の奥に痛み(つれる場合もあるかも)が出るかどうかで判断できる。


【梨状筋の硬さの解消法】
これは、ツボ指圧が効果的だということです。

ツボは3箇所あり、その名前は、「胞膏(ほうこう)」=逆三角形の骨の下の脇、「環跳(かんちょう)」=大腿部の外側上方の丸く出っ張った骨の脇。「臀中(でんちゅう)」=前2つのツボの中間。

要するに、梨状筋の始まりと終わりとその中間部分の3箇所です。

このツボは自分で指圧するのは難しいので、軟式野球のボールを使うと上手くいきます。

やり方は、仰向けに寝て、ツボにボールが当たるようにしてグリグリするだけです。30秒くらい押すようにします。


この方法で、ツボを指圧すると、番組に登場した冷え性の女性は1週間ほどで効果が出て、すっかり冷え知らずになったと言っていました。


夏でも冷える人(下半身型)で、中年以降の年代の人すべてが、梨状筋の硬さに原因があるわけではないでしょうが、下半身を温めても冷えが解消せず、返ってのぼせが悪化するような場合は、一度梨状筋をチェックしてみる必要がありそうです。


個人で受ける健康診断の費用は1万円超え

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先日、某団体に加入するために健康診断書の提出が必要になり、普段かかりつけの病院(医院)で健康診断を受けました。

個人が病院や医院などで健康診断を受ける場合は、病気ではないので公的な健康保険(私の場合は国保)は使えず、全額自費負担になります。

7,8年前にも、同様に個人で健康診断を受けたことがあり、その時の費用は7,8千円でした。


今回の健康診断は、提出先作成の書式があり、そこに列挙されている項目の検査を受けることになりました。その項目は、極く一般的な検査項目で、身長・体重、視力・聴力、血圧、血液検査、検尿、胸部レントゲン、検便、医師による所見、などでした。

この中では、血液検査と検便を外部の検査機関へ委託するらしく、特に検便は私のかかりつけ医院ではめったにやらない検査なので、結果が出るまでに1週間ほど時間がかかりました。


肝心の費用ですが、今回は約1万2千円もかかりました。

診療費明細書によると、初診料が約2,800円、各種検査が約5,000円、レントゲンの画像診断料が約2,000円、診断書の文書作成費が2,160円、となっています。

検便は3,000円くらいのようです。これがなければ、1万円はかからなかったのでしょう。


私は大学受験の時、2浪していたので、保健所で健康診断を受けて受験の申し込みをしましたが、その時は2,3千円程度だったような記憶があります(大分昔のことですが)。

現在は、保健所などが一般の人を対象に健康診断をしてくれるのか不明ですが、就職や何やらで健康診断書の提出が必要になった時、何とかもっと安く済む制度があるべきだと思いますね。

特に就職の場合(アルバイトなども含む)、経済活動という意味で社会参加の一環なのですから、国保など公的医療保険で、せめて5割(半額)程度の負担で済むようにするべきでしょう。


ところで、健康診断の結果ですが、ほぼ検査結果に問題はなく、ホッとしました。

ただ、右の肺が拡張していると指摘されました。これは肺気腫などの場合で生じるそうですが、私はタバコも吸いませんし、息切れなどの自覚症状もありません。

今のところ、特に問題にはならないようでなので、一応は健康体ということになりました。


日テレ「PON!」、夏バテ予防&冷え性にコーンご飯

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日テレ、朝の情報番組『PON!』(7月7日)で、”冷え性と夏バテにコーンご飯”という料理コーナーがありました。

料理研究家の浜内千波さんが考案した、夏向けの健康ごはんレシピで、とうもろこしに含まれる健康成分を効果的に使った、夏バテ予防と冷え性・肩こり解消に有効な料理です。

それと、とうもろこしを使ったサラダも紹介しました。浜内千波さんはデパ地下に出店するお店にもサラダのレシピをアドバイスしているそうで、今日紹介したコーンのサラダは、簡単ですが美味しくなる秘訣も隠されているとか。


これから暑くなる時期、とうもろこしは、ビタミンB1、ビタミンE、食物繊維が豊富で、夏バテ予防と冷え性・肩こりに効果を発揮します。

ビタミンB1は、 豚肉、うなぎ、玄米等にも多く含まれます。また、今回紹介する「コーンご飯」に使うベーコンにも多く含まれます(豚肉を使うので当然かな)。

ビタミンB1が不足すると、糖質を分解できず、乳酸やピルビン酸等の疲労物質がたまって疲れやすくなります。食欲不振、倦怠感などの症状が出てきます。

ビタミンEは、血管拡張作用があり血流改善により、冷え性改善、肩こりに効果があります。

「とうもろこし」というと、炭水化物の一つだからとダイエット中の人など敬遠するかもしれませんが、夏は健康を保つのに必要だと思って積極的に食べるようにしましょう。


【コーンご飯のレシピ】
(材料=4人前)
とうもろこし1本、米2合、ベーコン1枚、粉チーズ大さじ2、塩小さじ1強、黒胡椒適宜

①まず、とうもろこしを横にして、4等分に切り、それぞれを縦にして(切り株のように)、包丁で実の部分を削ぎ落とします。要するに実を取ります。

②ベーコンはみじん切りにします。

③炊飯器に洗った米と塩、2合分の水を入れます(炊飯器の2合の目盛りに水を張る)。

④手早く混ぜ、そこへベーコン、とうもろこしの順に入れます。この時、混ぜることはせず、順に上へかぶせるように投入します。

⑤そのまま炊きます。

⑥炊き上がったら、器に盛り、黒胡椒、粉チーズを振って食べます。


【コーンサラダのレシピ】
(材料=2人前)
とうもろこし1本、きゅうり1本、マヨネーズ大さじ2、塩小さじ1/4、黒胡椒適量

①とうもろこしを皮付きのまま電子レンジ(600W)で5分チンする。
こうすると、皮の水分で丁度良く蒸しあがり、味も香りも食感もよくなるそうです。甘みもより感じるようになります。

②コーンご飯の時と同じように、実をそぎ落とします。

③きゅうりは小さく角切りにします。

④ボールにとうもろこし、きゅうりを入れ、マヨネーズ、塩、胡椒を入れ混ぜるだけです。

超簡単ですが、塩がとうもろこしの甘さを引き立てます。意外にも、塩を使うことが、デパ地下のコーンサラダが美味い理由だそうです。

コーンサラダはすぐにでもできそうなので、早速試してみたいですね。



アトピーの原因は口呼吸のことも。鼻呼吸すれば治る可能性あり!

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アトピー性皮膚炎は、基本は免疫の過剰反応によるアレルギー性疾患というのが常識ですが、実際は、いろいろな原因で起こることが多いようです。

精神的な影響もありますし、生活環境の影響もあります。

また日常の生活習慣に原因がある場合もあるようです。


それに関して、6月24日の読売新聞の『医療ルネサンス』コーナーに、”鼻で呼吸、アトピー改善”というタイトルの記事がありました。

口呼吸の習慣がある人が、鼻呼吸に改めたところ、アトピーが治ってしまったという話です。


虫歯、歯周病、口内細菌など口腔内の病気や悪環境が、心臓病や糖尿病悪化など思わぬ病気を引き起こすことが知られるようになってきましたが、アトピー性皮膚炎にも影響することがあるということです。

それが「口呼吸」です。

口呼吸の習慣があり、口の中が乾燥しやすいと口腔内で細菌感染が起きやすくなるそうです。

アトピーの人は、皮膚が黄色ブドウ球菌などに感染して炎症を起こすので、口の中の乾燥が引き金となって、全身に細菌感染が広がりやすくなるのかもしれません。


記事中に登場した、45歳のアトピーの女性(子供の頃からアトピー)は少し出っ歯で、口呼吸が当たり前でしたが、勤務先の歯科医院の歯科医の紹介で口呼吸の改善などに取り組む医師に相談したところ、「口テープ」や「あいうべ体操」という舌の位置を上げて口呼吸しにくくなる方法などを教わり、それを実行しました。

すると、アトピーは徐々に改善していき、1年ほどで炎症が目立たないほどになり、花粉症も薬が不要になってしまいました(生理食塩水で鼻洗浄する方法も併用)。


出っ歯でもないのに口呼吸している子供は案外よく見かけますので、そういう子は将来アトピーなどアレルギー疾患に罹る可能性があるということでしょう。

また、出っ歯の人でも、記事中の女性のように、口呼吸を改めることができるので、心当たりのある人でアトピーに悩んでいるなら、是非試してみて欲しいところです。



「あいうべ体操」は、福岡市の『みらいクリニック』院長の今井一彰さんという方が考案されたものだそうですので、ネット検索してみてはいかがでしょうか。

「あ」「い」「う」「べ」と発音する形に口を動かし、口の周りを引き締めて舌の位置も上に上げる方法で、そう難しそうでもないので、気楽に取り組めるのではないかと思います。



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