9月6日の日テレ「世界一受けたい授業」の保健体育の授業で、”3つの体幹トレーニングで簡単!理想のカラダ改革”という特集をやっていました。
体幹とは、身体の頭と手と足を除いた胴の部分をいいますが、この部分の筋肉を鍛えると、身体の動きがスムースに強靭になり、転びにくくなったり、疲れにくくなったり、また引き締まった身体になってダイエット効果もあるそうです。
今回の体幹トレーニングの指導を行ったのは、サッカー日本代表の長友選手の指導も行った体幹トレーニングのスペシャリスト、木場克己さんです。
木場さんは、番組内で以下の3つの『KOBA式体幹トレーニング』を伝授してくれました。
①転倒しない体を作るトレーニング
②疲れにくい体を作るトレーニング
③ウェストが引き締まった身体を作るトレーニング
ここでは、①と③をご紹介します(②は文章での説明が難しいので)。
①'立って行う体幹トレーニング
直立して頭がしっかり足の上に乗っているようにする(身体が左右に傾いていないように)。
両腕を胸の前で組み、3秒間かけてゆっくり右足を持ち上げ腿が水平になるようにする(膝は曲げる)。
そのまま10秒間キープする。これを左右で1日に3回(朝昼晩)行う。
このトレーニングで、大腰筋、大臀筋(お尻の筋肉)、脊柱起立筋が鍛えられ、転びにくい身体になります。
また腰痛の予防・改善にもなるそうです。サッカーの長友選手も腰の怪我をこの体操をはじめとした体幹トレーニングで克服したそうです。
③'側臥位で行う体幹トレーニング
床に横になり、肩の下に肘を置くようにして横向きになる(肘で身体を支える感じ)。
頭が下がらないように注意し、頭から足まで一直線にした状態で膝を90度曲げる。
そのまま3秒間で上側の腕を前に出し、骨盤を浮かせる。そのまま10秒間キープ。
たぶん、左右交互に行います。
このトレーニングで、腹斜筋、腹横筋、大臀筋が鍛えられます。横腹のラインをスッキリさせダイエット効果もあるとか。
かなりキツイトレーニングのようですが、余裕のある人は、膝を伸ばして行うと負荷がかかり効果が増します。
若者から高齢者まで、現代の人達は運動不足気味で筋力も衰え、体幹の力も弱っています。
そのため、中年以降になると転び易くなったり、腰痛になりやすくなったりします。
体幹トレーニングで鍛えれば、それらの予防になるということですので、是非やってみてください。