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先日、近所のスーパーで母(80代)と買い物中、母の古い友人とバッタリ出会った。しばらく顔を合わせなかったので、いろいろ話が弾んだが、聞くと、その女性(70代後半)は数年前に股関節の人工関節手術を受けたという。

手術後のリハビリなど、いろいろ苦労したという話だった。

私も、人工関節手術というと、まずリハビリの大変さが思い浮かぶが、実は人工関節手術にはもっと大変な問題点もあるらしい。

それを知ったのは、読売新聞の8月21日付けの『医療ルネサンス』欄。

人工関節手術の合併症について書かれていた。


この場合の重要な合併症として、

①肺塞栓症、②感染症、③脱臼、の3つが挙げられていた。


①'脚の静脈にできた血栓が肺に移動して肺の動脈を詰まらせる肺塞栓症

重い症状の場合は、死に致ることもあるらしい。膝関節の場合は、予防のために足首を動かす運動をしたり、血流を促進する弾性ストッキングを履いたりする。

②'細菌感染による感染症

感染後時間が経ってしまうと、人工関節を取り出し、入れ直す場合もあるとか。これを防ぐため、手術の際は特別な手術室でスタッフは宇宙服のような手術着を装着する。

③'人工関節でも脱臼がある

脱臼も繰り返す場合は、人工関節の入れ替えが必要となる場合もある。患者も術後は動作に一定の注意が必要となる。


このような合併症のことを私は初めて知ったが、膝関節に限らず、関節の異常で将来的に人工関節手術を考えている人で、合併症のことを知らない人も多いのではないか?

気になったのは、新聞記事に登場した某大学病院の教授が、”合併症が起きた時に適切な対応ができないならば、人工関節の手術はするべきでない”と言っていたこと。

これはあるいは、医療機関によっては合併症への対応に不十分なところもあるということかもしれない。


従って、現在、または将来的に人工関節手術を考慮している人は、手術に臨む心構えはしっかりいていなければならないし、手術を受ける病院など医療機関も厳しく吟味して選ぶ必要があるだろう。



このブログの記事が、関節の病気に悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。