お医者にかかるほどではないけど、体調がすぐれない時に何を食べればよくなるのかがわかる本がありました。
それは、『ちょっと具合のよくないときのごはん』(日東書院本社、1404円)。
私の母(80代)などは、風邪でも胃腸の不調でも、身体の具合が悪いときは、とりあえずは「お粥」を食べていますが、もっと積極的に食材を選べば、上手に健康管理できるわけですね。
この本には、風邪、食欲不振、胃腸の不調、便秘、むくみ、首・肩こり、目の疲れ、不眠、ストレスなどかなり多くの症状に効くメニューが載っています。
私の場合、胃腸の不調、肩こり、目の疲れ、などは日常的にあるので、それらが毎日の食事で改善できればとても助かりますね。
最近は、1日1食とかの少食主義的な食養生の本が多数出回ってますが、1日3食に慣れた身体には、1食に減らすには相当の努力と忍耐が必要になりそうで、私も興味がありますが、実行には至っていません。
その点、食べ物を変えて健康を回復しようというのなら、やりやすいです。
先日の検診で、私の母は中性脂肪が高いと指摘され、結構ショックだったようですが、その原因はたぶん朝食時にほぼ毎日食べていた、アンパンやクリームパンなどの菓子パン類。
それで今は、それらをピタリと止めていますが、止めたら日課の散歩も疲労感が小さくなったとか言ってました。
食って、ちょっと変えるだけで身体への影響は結構大きいのかもしれません。
ということは、この本の食事ノウハウを持っていれば、健康にかなり役立つと言えそうです。
一冊備えていて損はない本ですね。