新型コロナウィルス感染予防のためのワクチン接種が、全国で進んでいます。

テレビの報道では、全国民の半分くらいが1回目の摂取を終えている感じですかね(9/1現在)。

実はこのブログの管理人である私は、やっと9月7日に1回目の摂取を受ける予定です。


そのワクチン接種後に出る副反応が厄介な問題として、ネット上でも話題となっています。

肩・上腕の痛みやだるさ、発熱、倦怠感、胃症状、食欲不振、など多くの症状があるようです。


何か摂取前に副反応を抑え込む、あるいは軽く済むようにできる事前対策があれば助かりますね。


これについて、女優の瀬戸朝香さんが、水分摂取で副反応が出なかった(らしい)と告白してるニュース記事がありました。

「先日、ワクチン2回目の接種を終えました!副反応は、、全くありませんでした」とつづった瀬戸は「接種の時、水分補給した方が良いと知人に聞き、接種前後、1日約2リットルほど飲んでいました」と自らが取った対策法を明かした。
(ヤフーニュースより)

これは医学的根拠は不明なものの、経験的に効果的な気もしますね。

体内に水分が多めにあれば、当然発熱も低くて済むでしょう。水分といってもビールやコーヒーなどは逆作用になるかもしれませんので(酒は水分を奪い、カフェインは利尿作用がある)、止めた方がいいですよ。


それと、もう一つ、漢方薬を前もって服用しておく方法もありです。

まずは、

①葛根湯
漢方薬で、頭痛・発熱といえば第一選択として葛根湯です。

摂取の前に飲んでおけば、中から体を温めて免疫を強化、発熱を防ぐ作用があります。事前に飲んでおけば発熱した場合でも酷くならない効果があるでしょう。

さらに、注射した局所の痛みにも葛根湯を飲めば緩和効果が期待できます。葛根湯は肩こり的な症状に有効なので。


②補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
ワクチン接種で、倦怠感がでた場合に効果が期待できます。頭痛もあれば、葛根湯と併用します。

また胃腸症状もあれば、六君子湯(りっくんしとう)と併用すると効果的。


漢方薬は西洋薬と一緒に飲んでも基本的に問題ないので、カロナールなどの解熱鎮痛剤と併用しても大丈夫です。


以上、漢方薬を利用する場合は、薬局の薬剤師さんに一応相談するのがベターです。