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6月25日のNHK「あさイチ」は、”新美容医療、塗るだけでシワ改善!?シミたるみも”という特集でした。

サブタイトルとして、”お肌の細胞にカツ!美容医療最前線”と謳い、再生医療に基づく最新のシワ・シミ・たるみ治療を紹介しました。

①シワ治療:自分の血液にある処理を施して、肌に注入する方法

自分の体の一部を使って肌が若返り、シワが減る非常に安全な方法です。
まず自分の血液20ccを採血し、遠心分離機で血小板を取り出します。これをPRP(多血小板血漿)とアクチベーター(活性剤)にして、注射器に入れ、顔などのシワの気になる部分に注射します。

原理は、血小板中の増殖因子(損傷した組織を再生させる)を利用し、新たなコラーゲンを産生させてシワをなくす方法のようでした。

関西医科大学形成外科で研究されています。治療直後は多少青あざのようになりますが、平均して2週間ほどで消えていくそうです。


②たるみ治療:高密度焦点式超音波たるみ治療マシンを使った、顔のたるみ治療

超音波でコラーゲン繊維を焼いて活性化させ、再生力により新しいコラーゲンに置き換えて顔をひきしめるという、たるみ治療法

超音波装置を顔に当てて治療する。痛熱い感覚があるが、治療食後にはもう頬が軽くなった感じがするようです。効果はたるみのタイプによって異なりますが、大きくたるんだ場合や、まぶたが垂れ下がったような場合は効果はないそうです。むしろ予防的に使うのがよいらしいです。

これは治療する医師も自分自身に10年間も行っていて、効果を自ら実感しているようでした。
(50歳の男性医師でしたが、確かに年齢よりは肌の張りがよかったです)

治療時間は30分ほどで、費用は頬を中心にした場合で30万円。

本格的な効果は、治療後2ヶ月後くらいから出てくるようです。


③シミ治療:塗り薬でレーザー治療に匹敵する効果

東大医学部付属病院で開発されたシミ治療法

2種の薬剤「トレチノイン」と「ハイドロキノン」を組み合わせて行う。
前者は、表皮の細胞の増殖を促進、肌の新陳代謝を早める作用があり、後者はメラニン色素が作られるのを抑制する作用がある。

この2種の薬の使う部位と使用量が大事なので、医師の指導の下、間違えないように塗ることが肝心だそうです。

このシミ治療法は、真皮のシミは取れません。日本人の場合、シミの7割は表皮にあるそうなので効果は高いでしょう。加齢、紫外線、刺激過多によるしみ、肝班などに効果あり。

薬を塗って7日目あたりで皮が細かくむけて、ピリピリした軽い痛みがでたり、赤くなったりする。この反応がある人ほど効果も高いそうです。

2ヶ月で1クールの治療となり、2ヶ月くらいで大きなシミもかなり薄くなります。

費用は5~8万円くらい(主に薬代)。