健康増進法ブログ

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アトピー

アトピーは夏に汗をかいた方が症状が改善する!

今年の夏は猛暑で、アトピー性皮膚炎の人も対策で皮膚のケアにご苦労をなさっているのでは、と思います。

私はアトピーではありませんが、毎日大汗をかくのでシャワーで汗を流すのは欠かせなくなってしまいました。去年の夏まではシャワーの度に石鹸を使っていましたが、今年は手間の短縮のために、汗を流す程度の時は石鹸を使わず、水(湯)だけで済ましてみることにしました。

すると意外にも、体にベタつきや痒みなどが残ることもなく、サッパリとすることがわかりました。

それなので、今年の夏は入浴とシャワーとではメリハリをつけて、スキンケアーをしています。


ところで、アトピーの人は日常の注意事項として、汗をかかないようにと医師から指導されることが多いそうですね。

それについて、”アトピー性皮膚炎の患者さんは、汗をかいた方が症状の改善につながる”という内容の新聞記事(読売新聞、7/24、医療ルネサンス)がありましたので、ご紹介します。

そもそも汗には、抗菌作用や保湿成分が含まれているため、皮膚の感染予防や乾燥防止に役立っているそうです。一方で、アトピーなどの炎症やアレルギーの誘発物質のヒスタミンは発汗作用を抑える作用があります。

そのため、健康な人より発汗しにくいアトピーの人は、発汗しないことが返って症状を悪化させている可能性が高いということがわかってきました。

これまでの常識とは逆の行動が症状改善に繋がるらしいということです。


そこで、専門家がアトピーと汗の関係を実験で調査したところ、無理のない範囲で積極的に汗をかいてもらい、その後に水道水で洗い流したり、おしぼりで拭いたりのスキンケアをしたら、実験参加者の8割に症状の改善があったそうです。

後の対策をしっかりすれば、汗をかくことは症状悪化どころか、肌がキレイになるのです。


これまでもアトピーの人は、常在菌から守るために肌を清潔に保つことが必要と言われてきましたが、清潔にし過ぎるよりも、汗をかいて、その後に水で流して、汗の中の有効な成分を若干肌に残すことが皮膚によい影響を与えるということでしょう。


私も今年の夏は日中の汗程度は石鹸を使わず、シャワーの水だけで流し、皮膚の健康を保とうと思います。





アトピーの原因は口呼吸のことも。鼻呼吸すれば治る可能性あり!

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アトピー性皮膚炎は、基本は免疫の過剰反応によるアレルギー性疾患というのが常識ですが、実際は、いろいろな原因で起こることが多いようです。

精神的な影響もありますし、生活環境の影響もあります。

また日常の生活習慣に原因がある場合もあるようです。


それに関して、6月24日の読売新聞の『医療ルネサンス』コーナーに、”鼻で呼吸、アトピー改善”というタイトルの記事がありました。

口呼吸の習慣がある人が、鼻呼吸に改めたところ、アトピーが治ってしまったという話です。


虫歯、歯周病、口内細菌など口腔内の病気や悪環境が、心臓病や糖尿病悪化など思わぬ病気を引き起こすことが知られるようになってきましたが、アトピー性皮膚炎にも影響することがあるということです。

それが「口呼吸」です。

口呼吸の習慣があり、口の中が乾燥しやすいと口腔内で細菌感染が起きやすくなるそうです。

アトピーの人は、皮膚が黄色ブドウ球菌などに感染して炎症を起こすので、口の中の乾燥が引き金となって、全身に細菌感染が広がりやすくなるのかもしれません。


記事中に登場した、45歳のアトピーの女性(子供の頃からアトピー)は少し出っ歯で、口呼吸が当たり前でしたが、勤務先の歯科医院の歯科医の紹介で口呼吸の改善などに取り組む医師に相談したところ、「口テープ」や「あいうべ体操」という舌の位置を上げて口呼吸しにくくなる方法などを教わり、それを実行しました。

すると、アトピーは徐々に改善していき、1年ほどで炎症が目立たないほどになり、花粉症も薬が不要になってしまいました(生理食塩水で鼻洗浄する方法も併用)。


出っ歯でもないのに口呼吸している子供は案外よく見かけますので、そういう子は将来アトピーなどアレルギー疾患に罹る可能性があるということでしょう。

また、出っ歯の人でも、記事中の女性のように、口呼吸を改めることができるので、心当たりのある人でアトピーに悩んでいるなら、是非試してみて欲しいところです。



「あいうべ体操」は、福岡市の『みらいクリニック』院長の今井一彰さんという方が考案されたものだそうですので、ネット検索してみてはいかがでしょうか。

「あ」「い」「う」「べ」と発音する形に口を動かし、口の周りを引き締めて舌の位置も上に上げる方法で、そう難しそうでもないので、気楽に取り組めるのではないかと思います。



アトピーの痒みに、ゆずの種油が効果あり

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ユズ種油にアトピーのかゆみ抑える効果/高知大医学部と馬路村農協>
読売新聞(ヨミドクター) 5月11日(金)16時37分配信
 高知大医学部と馬路村農協は10日、ユズの種から抽出した油に、アトピー性皮膚炎のかゆみを抑える効果があるとの実験結果を発表した。
 研究内容は「第24回日本アレルギー学会春季臨床大会」(12、13日・大阪市)でも報告される。
 同村特産のユズの可能性を探ろうと、5年前から共同研究。ダニの抗原を塗ってアトピー性皮膚炎を発症したマウスを使い、かゆみの原因となるヒスタミンの量を調べた。実験では、欧州などで同皮膚炎に効くとされるオリーブ油に比べ、ユズ種子油はヒスタミン量が4分の1以下になったという。

~以下省略~

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120511-00000303-yomidr-sci
(ヤフーニュースより引用)


高知県の特産品のゆず(種油)にアトピー性皮膚炎のかゆみを抑える効果がある、という研究結果のニュースです。

これは、アトピーで悩む人には嬉しい報告ですね。

来月には人間で試験も始めるというので、製品化は意外と近いかもしれません。

それまで待てないという人は、高知県の馬路村農協ではすでにユズの化粧品類を販売しているらしいので、問い合わせてみてはどうでしょう?
(上の記事の”ユズの種から抽出した油”の製品ではない)
馬路村農協のサイト

アトピーの人で、肌の相性がよければ今現在販売されているユズの化粧品でも、肌のコンディションがよくなるかもしれません。

ゆずの化粧品は、愛用している人も多いようで、芸能人にも愛用者がいるらしいですよ。


◆ 参考記事
アカルイ・ミライ」、アトピーのかゆみ抑えるダチョウ抗体ジェル

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