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8月22日の日テレ「ミヤネ屋」で、”気づかないうちに忍び寄る糖尿病の恐怖”という特集がありました。

年々急増中の”糖尿病”の原因と改善策を伝える企画でした。

現在、日本には予備軍を含め2007年現在で、2,200万人が糖尿病の疑いがあると言われ、実際に治療を受けているのは300万人います(他の大多数の人は糖尿病と気づかないか、治療を放置していることになります)。

男女比では中高年では男性が多いですが、70歳以上になると半々になり、何と2人に1人が糖尿病だということです。

糖尿病による死者は、2011年で1万4,634人ですが、他の病気の死因にも糖尿病が背景にあるケースがかなりあると推定されています。

日本人は体質的にインシュリンの分泌が少なく、生活習慣の不摂生による「2型糖尿病」になりやすい傾向があり、近年は子供にも糖尿病が増えています。食事では、カロリーのコントロールと脂肪分の摂りすぎに注意が必要だそうです。
糖尿病の発症リスクとして、①食の欧米化、②運動不足、③肥満、④寝不足、⑤遺伝、などがあります。

合併症として、①動脈硬化、②目の網膜症、③腎機能低下、④神経障害、が主なものです。

芸能界でも糖尿病になって闘病生活を送っている人がいます。

俳優の渡辺徹は、糖尿病の管理が悪く心筋梗塞となりましたし、お笑いのグレート義太夫もやはり治療を放置して糖尿病性腎症から人工透析になりました。

ミヤネ屋」で時々コントを披露する、『ザ・ニュースペーパー』の渡部又兵衛さん(62歳)も40歳で患い20年以上も舞台活動をしながら闘病生活を送っています。

現在東京女子医大に3ヶ月に1度通院し、週に3回人工透析も行っています。食事は好きなものを腹7分目程度に食べるようにしていて、慣れてしまったのか、あまりストレスはなさそうでした。

ご両親も糖尿病で遺伝的に危ないという意識はあったそうですが、40歳の超多忙な頃、歯が3本抜け落ちて病院へ行ったら初めて糖尿病と分かったとか(合併症による歯周病らしい)。

これまでに合併症で、白内障、結核菌による背中の化膿、神経障害で火傷に気づかず左足の切断、などを経験されています。

さて、糖尿病の最新の治療法ですが、

・早期のインスリン注射
症状の悪化を防止するために、とにかく血糖の上昇を抑えるのが効果的だという考え方が出てきて、早めのインスリン注射が行われるようになってきました。

・「インクレチン」注射
インクレチンとは、すい臓の機能を活発化させ、インスリンの分泌を促すホルモンです。
最近の治療法で、日本に導入されてまだ3年だそうです。低血糖の心配がなく、体重が減らない人に向いていますが、若干の副作用などもあり、使用に不適な人もいるそうです。
しかし、早い時期に低血糖を起こさずに膵臓を助けて蘇らせるので、これからの糖尿病治療として期待されています。

早期発見には、40歳を過ぎたら年に1回は血糖値のチェックをすることや、転勤など環境が大きく変わった時も注意してチェックすることだそうです。

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