先日、テレビの某健康番組でダイエットの特集がありました。ダイエット方法は千差万別ですが、基本というか王道は摂ったカロリーよりも消費するカロリーを多くすることですね。

その番組でも、ジョギングの効果を取り上げていましたが、走る時間帯と体重減少、体脂肪率の減り方について、比較していました。

つまり、”朝走るのがよいか、夜間走るのがよいのか?”

この2つの比較をしました。

結果として、体重の減少は両者とも大差はありませんでしたが、体脂肪率の変化については差が出ました。


ズバリ、朝ジョギングする方が、体脂肪は落ち易かったのです。

それは、運動の際は、まず体内の糖質をエネルギー源として優先的に使い、次に脂肪分を消費していきます。夜間に走る場合は、朝から日中にかけて食事をした分の糖質が体内に多めに残っているため、それらを消費するだけでほぼ足りてしまい、脂肪まで使うことはほとんどないそうです。

一方、朝は就寝後で体内に糖質が比較的少ないため、ジョギングすると糖質だけではエネルギーが足りず、脂肪を燃やすというわけです。


そういう理由で、ダイエットのためのジョギングは朝の方が効果的だということでした。


ということは、ジョギングはしなくとも、朝食は家で摂らず、勤め先まで歩きの時間を作ったりして軽めの運動をし、出社前に軽食を摂るというのでもダイエットにはよい習慣といえるかもしれませんね。