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<医師会が猛反対した メタボ薬販売“解禁”ウラ事情>
週刊実話2012年11月30日14時00分
 メタボを治癒する高脂血症治療薬『エパデール』のOTC化が、申請から3年を経てようやく決まった。
 OTCとは、病院などで医師が処方する医療用医薬品から大衆薬に転用される薬のことで、医療界では『スイッチOTC薬』(以下=OTC薬)と呼んでいる。OTC薬として認められれば医師の処方箋なしに、つまり病院や診療所に行かなくても薬局・薬店の店頭で誰でも買えるようになり、消費者にとって利便性が増す。
 昨年は、第一三共の解熱鎮痛剤『ロキソニン』、エスエス製薬の鼻炎薬『アレジオン』が、OTC薬として認可を受け発売された。今年は『エパデール』のOTC薬が決議され、早ければ年内にも正式承認されることになった。だが、これに反対してきたのが、審議会の医師会側委員だった。
~途中略~ 
 「これまでのOTC薬は、一時的な症状の改善薬。これに対し、メタボは長期にわたって薬を服用しなければならない。つまり開業医たちにとって“お得意様”を失うことになりかねないのです。今後、厚労省の医療費削減策は強まる一方、加えて、医師会の政治力も長期凋落傾向にあります。これからも、医師の処方で多用されている血圧降下剤や糖尿病治療薬などがOTC薬になると思われます」
http://news.livedoor.com/article/detail/7190174/ 

(ライブドアニュースより引用)


「ロキソニン」という解熱鎮痛薬は最近よく目にしますが、あれはOTC薬で、元は処方箋の必要な医療用医薬品だったんですね。

同様に効果の高い医療用医薬品で、メタボの治療薬の「エパデール」という薬がもうすぐOTC薬として、誰でも薬局で買えるようになるらしいです。

メタボの治療用ですから、市販薬といってもある程度長期の使用が必要でしょうが、それでも忙しくて病院へ行けない人や、病院嫌いな人には重宝な薬になるでしょう。

お医者さんには収入源になりそうなので気の毒なようですが、国全体の医療費を考えれば、安全性が確保されれば、効果の高い薬はどんどん市販薬にスイッチしていって欲しいものです。

やがては高血圧の薬や糖尿病薬もOTCとして市販薬になるらしいですから、患者の利便性が増しそうです。

しかし、一方では薬の知識や情報、管理などは患者一人一人がしっかりしなければなりませんから、患者の意識改革も迫られることになるでしょう。

それが面倒な人は、従来どおりお医者さんと仲良くお付き合いするわけですね。