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「スゴ腕の専門外来SP」の第2弾が、TBSテレビで今日3月28日ありました。

今回は、肩こり、便秘、尿漏れ、薄毛についての悩み解消特集です。

ここでは、「肩こり」のスゴ腕専門家を紹介します。

前回の「スゴ腕の専門外来SP」で膝痛の解消法を伝授した、酒井慎太郎氏(柔道整復師、「さかい保健整骨院」)が今回も登場です。

酒井氏によると、肩こりの原因のほとんどは「ストレートネック」によるものだそうです。
「ストレートネック」とは、頚椎の自然のカーブ(前へ膨らむ曲線)がなくなって、ほぼ一直線になっている状態です。

こうなるとバランスを保つために頭が前方に出る格好になるため、4センチ前へでるだけで20キロもの重さが頭にかかり、それを支える首や肩の筋肉(僧帽筋、広背筋)に大きな負担がかかり、肩こりとなります。

ストレートネックになるのは、パソコンや携帯電話などの使用で姿勢が悪くなるのが大きな原因のようです。

さらに、背骨と肋骨の間の肋椎関節(ろくついかんせつ=肋骨が背中側で背骨と接するところ)にズレが生じ、近くを通る血管や神経に圧迫が加わって血行不良や痛みを引き起こします。
酒井氏は、これらの首・肩の歪みを解消するために、『首の関節包内矯正』という施術を行っているのだそうです。これが、酒井氏の肩こり解消法ということです。

[症例]37歳、主婦。出産後から肩こりが酷く、8年間の悩み。腕が上がらず、洗濯物を干すが辛い。

肩の筋肉の柔らかさを筋肉の硬度計で測ると、64(正常値は35~55)と硬かった。
身体の立体計測で、ストレートネックと判明。

施術は、以下の通りで15分ほど。
・頚椎の間にすき間を作る
・頚椎を正常な位置に戻し、カーブを作る
・第一肋椎関節の詰まった隙間を広げる

背術後、腕が真っ直ぐ上に上がるようになり、筋肉の硬度は54に、姿勢もよくなりストレートネックは改善されていた。もちろん、本人もとても楽になり、自宅では洗濯物を余裕で干せるようになりました。

●自宅でできるストレートネック解消法(肩こり解消法)

まず事前にストレートネックかどうかをチェック。
壁に踵と背中をつけるようにして立ち、後頭部が壁についているかチェックします。後頭部が壁から離れていれば、ストレートネックの疑い。

肩こり解消法は、テニスボール2個をガムテープでしっかり巻いて固定します。それを後頭部の”盆のくぼ”の両側の窪み(中心部の2本の太い縦の筋肉の両脇の窪み)に縦に持って押し付けます。顔を上げるような感じでやると上手くいきます。

左右1分間ずつ。1日に1回でOK。

次に、床に厚さ2センチほどの文庫本と上のテニスボール(横置き)を縦に並べ、首の付け根の下あたりに文庫本、後頭部の下にテニスボールがくるよう(枕のような感じ)に仰向けに寝ます。
テニスボールの圧力が頭の斜め上方にかかるようなイメージです。これを1日に1分。

この2つの動作で頚椎の詰まりやストレートネックが解消されていくらしいですよ。


酒井氏は、膝痛や肩こりなどに関する本も沢山出しているので、それらも参考にするとよい
でしょう。



◆参考サイト
肩こり、腰痛、坐骨神経痛はオムロン電気治療器が効果あるらしい