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先日、4月22日のテレ朝「みんなの家庭の医学」は、”病を予防&改善、カラダに効く<マル秘>食べ物SP”という特集番組でした。

番組では、病気予防と改善に、医学的根拠のある3つの食べ物の健康効果を公開していましたが、最初に取り上げた『くるみ』の健康効果について、ここで紹介してみます。


『くるみ』の主な健康効果は、”動脈硬化の進展を抑制して、心臓や血管の病気を防ぐ”という点でした。

医学的な実験結果としては、
・健康な男性に4週間、くるみを摂取してもらうと、悪玉コレステロールが16%減少した、
・高脂血症の患者20人に4週間食べてもらうと、血管の硬さを示す値がほぼ基準値(正常値)に回復した、

などがあるそうです。

要するに、くるみには血管が若返る効果がある、ということです。



では、『くるみ』の何が動脈硬化を予防・改善させるのか?

それは、胡桃に含まれる油でした。

くるみの70%は脂質で、それは「αーリノレン酸」という種類の油です。

その「αーリノレン酸」が体内に入ると、「DHA」と「EPA」を作り出します。
この2つは青魚に含まれる血液をサラサラにする成分として有名ですが、くるみを食べると、それと同じ効果が期待できるということです。

さらに、ビタミンEなどの抗酸化物質も豊富なので、それら総合的な作用で、血管を若返らせる効果があるのでしょう。



では、「くるみ」を1日にどの程度の量摂ればいいのか、ということですが、芸能界で健康維持にくるみを常食している、奈美悦子、和泉雅子、エリカ・アンギャルの3人を取材すると、1日に約2~3個、5個ということがわかりました。

そして、それぞれくるみを常食している期間の長さ(10年~44年)に比例して血管年齢も若いという検査結果がでました。

エリカ・アンギャルさん(44歳)などは、血管年齢20歳という驚異的な結果となりました。


番組で紹介した医学的なデータでは、1日に約7個(42g)を1ヶ月食べると動脈硬化を防ぐ効果がある、ということでしたが、上のタレントさんの例では、2~3個でも食べ続ければ、血管年齢は十分に若くなるということが分かります。



それでも、毎日くるみをそのまま食べ続けるのは、ちょっとキツイかもしれませんので、
番組では料理に使うことを勧めていました。

レシピとしては、

・カツオの中華風刺身サラダ
・くるみそぼろのレタス包み
・くるみ釜玉うどん
・豚肉と菜の花のくるみ和え

などあり、番組のHPで詳しいレシピを紹介しているそうです。

しかし、くるみを料理に使うのは難しくはないので、ご自分なりに色々試してみればいいのではないでしょうか?

私的には、これからはソバやうどんを麺つゆに付けて食べるのが美味い季節なので、麺つゆにくるみをすり潰して入れると風味が出ておいしいのではと思いますね。