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5月9日の「キンスマ」(TBSテレビ)は、”実証!一日たった5分ふくらはぎをもむだけで血圧が下がるとは・・・”という見出し(新聞番組欄)で、「高血圧vsふくらはぎ健康法」の特集をやっていました。

”ふくらはぎ揉み”の健康法については、以前に「キンスマ」でも特集をやりましたが、その時は冷え性を重点的に紹介していました。

今回は、高血圧をテーマにして、ふくらはぎ健康法の実証実験を試みた結果の紹介です。


高血圧症が危険な病気で、放置すると動脈硬化などを起こし、脳卒中や心筋梗塞などで突然死を起こすことがある怖いものだというのはご存知だと思いますが、ではそもそも、何故ふくらはぎをもむと高血圧によい(改善する)のか?

それは、人間の体は重力の影響を受けて、血液は下半身に溜まりやすくなります(血行不良)。
すると、心臓は体中に平均して血液を循環させようと、余計に働くことになります。その結果、強い力で血液を押し出すので、血管の圧力が高まり、高血圧になるのです。

そこで、ふくらはぎを揉むと、そこの血流が良くなり、心臓への戻りが良くなって心臓も負担が減り、無理に血液を押し出す必要もなくなって、血管への圧力(血圧)が下がっていくということになるわけです。

尚、医学的に正常な血圧は、140-90までとなっています。それを超えると高血圧ということになります。



番組では、高血圧を改善させるふくらはぎ健康法の実験に、2人の芸能人を起用しました。

●竹内都子(52歳)
実験開始前(番組収録時)は、156-97で、立派な高血圧症です。

●ジャガー横田(52歳)
実験開始前(番組収録時)は、148-92で、やや高血圧気味でした。

実験方法は、食生活は一切変えず、ふくらはぎもみだけで血圧は下がるのかを検証しました。
期間は1ヶ月間。ふくらはぎもみにかかる時間は5分位らしいです。

ふくらはぎの揉み方については、以前の「キンスマ」で紹介した方法を書いたブログがありますので、参考にしてください⇒(こちら)。


実際の実験の様子はここでは割愛しますが、2人とも開始後1週間あたりから効果が出始め、ジャガー横田さんは軽症だったためか、2週目には上下とも正常値になっていました。
結果として、

◆竹内都子
1週目平均145-90 ⇒ 5週目平均129-80に。

◆ジャガー横田
1週目平均134-91 ⇒ 5週目平均126-84に。

ということで、2人とも見事に高血圧は改善していました。

高血圧症はとかく、下(拡張期)の数字は下がりにくいものですが、ここまで見事に下がったのは凄いと思いました。

これはやらない手はないですね。


番組ではさらに、高血圧を改善する他の方法も紹介しました。

①手のツボ「合谷(ごうこく)」の指圧
高血圧撃退の魔法のツボとして紹介されていました。
親指と人差し指の間の筋肉の手首寄りにあるツボで、ここを押すと上半身の血流がよくなる効果があります。頭痛や首・肩こり、歯痛など、首・肩あたりから上の病によく効くといわれています。

ここを1日に5分を2回、左右交互に指圧(揉む)すると血圧も下がります。少し強めに押してもいいでしょう。

②体操
番組では、息を吐きながら上半身を大きく回す体操を紹介していました。これは副交感神経を刺激して胃腸の働きを活性化し、便通改善などで、血圧を下げる方法です。

③血圧降下によい食べ物
味噌、キウイ、アボカドの3つは血圧を下げる作用があるそうです。
味噌汁は1日1杯程度なら、高血圧の人でも塩分を気にする必要はないと言われています。


番組ディレクターでかなり高血圧のYさんが、この3つでどこまで血圧が下がるか実験したところ、168-109のかなり危険な数字が、18日間で128-88と劇的に改善してしまいました。

「ふくらはぎもみ」より効くんじゃないか、という感じですが、要は毎日継続することが大事なようです。



現在、高血圧症で服薬している人も、これらの方法で改善する可能性は高いですから、まずは試してみてはどうでしょうか?