健康維持や美容、体力アップなどのために運動をしている人は多いと思いますが、では、運動は果たして、朝、昼、夕方、どの時間帯が効果的なのか?
ただし、この場合の運動とは、ジョギングや早歩きの散歩など、ある程度の強さのある運動のことです。
答えは、夕方(午後6時頃)がいいそうです。
これは少し前の読売新聞の「くらし欄」に、運動する時間とその効果について書かれていた小記事のものです。
それによると、朝は就寝中の長い空腹時間があるため、運動のエネルギー源となるグリコーゲンが不足しているため、運動するとスタミナ切れで疲れやすくなります。
ホルモンの観点からも、骨や筋肉の発達に関係する成長ホルモンの分泌は夕方の方が出やすいために、体力作りも夕方が有利です。
体力測定も夕方に行うと、朝より数値がいいそうです。
こうしたことから、夕方に運動をした方が健康効果は高いということです。
ただ、それには昼食に基本の栄養素を十分に摂り、体力アップのための材料を体の中に用意しておく事が必要です。
朝方のラジオ体操など、体を目覚めさせてくれる軽い運動は、それはそれでOKだとか。
寒い冬でも暑い夏でも、夕方頃は1日のうちで気温も穏やかな時間帯ですから、環境的にも運動に適した時間だといえるかもしれませんね。