日本人は腎臓病が多いと言われ、現在、人工透析患者数は30万人にも上るそうです(厚労省調べ)。

そして、一度腎臓を悪くして腎不全になると、一生人工透析を続けなければならないとされています。

また、かかる医者や病院によっては、本当に人工透析が必要でない段階でも透析にさせられてしまうことがあり、本当に親身に患者のためになる医療機関を選ぶことも大切だと言われています。

そういうことを私は漠然と知っていましたが、先日の新聞の書籍広告欄で、『なぜ私は人工透析を拒否してきたか』(きずな出版、リュウ・ウェイ 著 )という本を見つけ、”これは凄い本が出たな”と興味を引かれました。

メインタイトルの前には、「腎不全発症から10年」とあり、著者は10年も人工透析を回避し、腎不全のまま生活してきたという驚愕の事実があるようです。


以下、アマゾンの紹介ページから、一部引用します ↓

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腎不全―
「悪くなっていくしかない」といわれる病気を発症して10年。
腎機能は現在8%。

腎不全とわかったときには、すでに病状はステージ3。
現在は、数値ではステージ5の末期ながら、「とても病気とは思えない」といわれるほど元気で、ヴァイオリニストとしての活動も続けている。

人工透析も腎臓移植も受けていない。
病気になる前と変わらない、自分らしい生活を続けるために、この10年にしてきたこととは―

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本書の著者のリュウ・ウェイさんは、雑穀を食事療法の基本とされてきたそうで、そのレシピなども紹介されているようです。

腎臓が悪い方、人工透析を迫られている方には非常に参考になるのではないでしょうか?


ところで、すでに人工透析をされている方は、「もう手遅れ」と思われるでしょうが、私は透析患者さんの中にも、体調管理や代替医療などで、透析を脱することができた人もいる
という事実を知っています。

ですから、現在透析中の人でも、本書は参考になるかもしれません。
 

一読の価値はあるでしょうね。