NHK「ためしてガッテン」(7/22)は、”ダニ撲滅宣言、この夏ダニを一掃できる”という特集でした。

現在、ダニアレルギーで鼻水や鼻づまり、喘息などに悩んでいる人は2,900万人もいるそうで、喘息では毎年多くの人が亡くなっているとか。

特に高温多湿の7月は、ダニの繁殖時期で特に危険だそうです。


番組では、家庭の中で一番ダニの発生が多い場所を布団と断定、その撃退法を紹介していました。

就寝中の寝返りで、布団に潜むダニやその死骸が舞い上がり、それらを大量に吸い込むことになるので、アレルギーの方にとっては、この対策が特に重要です。
また、ダニはフケが大好物なので、フケの匂いに誘われて、枕には特にダニが多いそうです。


ダニ退治の方法は色々に言われていますが、今回の「ためしてガッテン」で検証した結果として、100%確実にダニを殺せるのは、”高温の環境”でした。

具体的には、ダニは50度以上で20~30分、60度では一瞬で死ぬことがわかりました。

そこで、家庭での確実なダニ対策としては、

・洗濯用の乾燥機で1時間以上(コインランドリーの乾燥機でもOK)
・布団乾燥機
・炎天下の車の中に置く

などが紹介されていました。


50度以上の高温になると、ダニの身体のたんぱく質が変性を起こすので、死んでしまうということです。

布団乾燥機の場合は、普通に使用すると布団の端にムラが出てしまうので、布団乾燥機の袋を横方向から布団でくるむようにし、その上からさらに別の布団を被せると、密閉された状態になって効果的です。


また、乾燥の後は、ダニの死骸を駆除する必要があります。

掃除機で吸う場合は、大人用の布団では片面40秒以上、こども用では20秒以上かけるようにします。

これら布団の乾燥のタイミング(頻度)は、およそ3ヶ月に1回とし、掃除機の吸引は1週間に1回を目安にするのがよいそうです。


我が家では、洗濯用の乾燥機も布団乾燥機もないので、車の中に持ち込んでダニ退治をして
みようと思っています。