世界一受けたい授業」(2017年2月4日放送)の家庭科授業で、”ひと工夫で栄養アップ、新なべ料理2017”という特集がありました。

まずは、 
・冷え性に効果がある『みかん鍋』。
 
みかんを皮ごと入れてしまう鍋料理です。みかんに含まれる成分が血流をよくし、冷え性改善に効果があります。みかんは皮の薄い、低農薬のものを使います。

次に、
 ・免疫力を高める『ヨーグルト入り坦々鍋』。
 
坦々スープにヨーグルトを加えます。ヨーグルトの成分が免疫力を高めてくれます。


【気になる症状別おすすめ鍋】

1、ミルフィーユ鍋 ・・・・ 風邪予防におすすめ
 
白菜と豚肉、ベーコンを重ねて、断面が見えるように丸く鍋に入れて作ります。

これに一工夫として、「カマンベールチーズ」を中央部にひとかたまり入れます。
チーズが溶けてきたら、食べごろ。
チーズに含まれるペプチドなどの成分が免疫活性を高めます。

黒コショウを振ると、風味にアクセントが出ます。

最後のシメに、ご飯を入れてリゾット風にすると美味しいとか。


2、春菊と鶏肉の鍋 ・・・・・ 風邪予防に
 
味付けは昆布と酒だけでシンプルに。

春菊のβカロテン・食物繊維、鶏肉のたんぱく質・ビタミンAなどが、免疫力を高め、粘膜を保護して効果を上げてくれます。


3、塩レモン鍋 ・・・・ 肌の老化を遅らせて美容効果
鶏肉(鶏だんごもよい)主体の鍋に輪切りのレモンを多目に入れた鍋料理。

一工夫として中央に「パクチー」を入れます。パクチーにビタミンCが多く含まれ肌の老化を遅らせる効果があります。


4、アボカドとトマトのオリーブオイル鍋 ・・・・ 血液サラサラ効果+美味しくなるフルーツ入りの鍋

イタリアンの巨匠、落合務シェフ考案のトマト風味の鍋。

レシピは複雑で書き留め切れませんでしたが、

鍋にオリーブオイルを熱し、ニンニク微塵きり、刻んだ長ネギ、アンチョビなど入れて風味を出し、トマトジュース、水、塩などで味を調え、鶏むね肉、海老、マイタケ、エノキ、ズッキーニ、サニーレタスなど加えます。

最後にアボカド、トマトのスライスを加えて出来上がり。

大体、こんな感じのトマトジュースベースのお鍋でした(落合シェフは、よくトマトジュースを使いますからね)。

アボカドのオレイン酸とビタミンE、トマトが血液をサラサラにし、オリーブオイルが悪玉コレステロールを減らします。

美味しい食べ方は、具だけを小皿にとって、そこへエクストラバージンのオリーブオイルをかけて食べます。

シメは、折ったパスタを入れて茹でて食べると美味しいそうですよ。